レース不足のレースアニメ『IGPX』の第１期が終了。「明日へ」向って走ってください

2006年01月23日
レース不足のレースアニメ『IGPX』の第１期が終了。「明日へ」向って走ってください
スパゲティのミートソースで市販されている280ｇ入りのやつは二〜三皿分ですが、最近は水を追加して七回分くらいにまでは増やすことが出来るようになりました。

　

この前の放送で終わりかと思われた『IGPX』ですが、どうやら第２期がすぐさま始まる様子。『TVステーション』で最終回マーク付いてたから勘違いしてました。もしかして第１期の最終回という意味でつけられたのか？
話としてもこの１クール分で話が一応区切りが付いたんですが、どうもこのアニメはおかしい。

第１期の最後と思われる第13話「明日へ」でチーム・サトミが優勝してよかったよかった、という感じなんですが、このアニメはどうにも盛り上がりが・・・、という内容でした。はじまった時は当時はじまった中では一番出来がいいかもしれないとか思ってました。しかし、なんというか話の「入りと抜き」というか話の強弱の付け方というか、テンポが変なんですよ。各話ごとの終わり方も後引き止めとしては中途半端なのが多いし、キャラの言動も空回りしてるような。優勝した時もなんか全然感動がないです。

まあ、そんな批判をしつつもそれでも良いアニメだったと思います。社長とリズがお気に入りだったからとかとかいうだけじゃなく、各チームとの戦いとオフ状態でのキャラごとのネタの展開、画質の高さと動きの良さといったところ。まあ、問題といえば、レースアニメなのにレースよりバトル重視といったところで、そこらへんは物足りない感じがしました。空飛ぶしね。

あと、『タクティカルロア』の第２話までは見たのですが、これがどうもいただけない。
第２話は海賊の使う最新ステルス艦との戦闘が大変良かったものの、画質がさっそく落ちたのと笑いとお色気の部分に多少なりの不満が。男性主人公の漂介がいなくてもいいようなうざったいキャラで、イライラします。今後どんな役割を持ってくるのかにもよるでしょうが、彼を省いた上で、もっと硬派なアニメにして欲しくなりました。

新番組の中ではやはり『よみがえる空』が良いですね。第３話「苦しい仕事」は救助中に怪我をした少女・さくらを救出し、ヘリで本土の病院まで運ぶという内容なんですが、救助活動などをちゃんと描いてるのでとても楽しめました。最後に少女は死んじゃうんですけどね。主人公の一宏のキャラとか日本のドラマ番組的言動とかが気に入らない人はいるでしょうが、リアル指向というかそこらへんで好きになる人は多いと思います。

今度やる新番組の中に植芝理一氏の『夢使い』が含まれてて吃驚しました。あのゴチャゴチャ感をアニメで出せるのかな？
あと、なんと今になって樹なつみ氏の『獣王星』がアニメ化。しかもテレビアニメらしい。作るのはいつもレベルの高いアニメを作ってくれるbonesです。監督は錦織博氏。『あずまんが』と『ガドガード』の監督ですよ。自分は『獣王星』に樹なつみ漫画の中では少々微妙な評価を付けてたので、そこらへんの懸念を打ち破るような作品にしてくれるのではと期待してます。（『あずまんが』は原作よりもさらにアニメの方が好きなんですよね。）


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「生活苦は救難してくれ無い救難隊のお話『よみがえる空』」

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