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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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出版社違うけど『ファムファタル』と『溺れるようにできている。』の二冊が同時発売です!

ファムファタル運命の女第1巻_シギサワカヤ

シギサワカヤ『ファムファタル 運命の女』第1巻

「大学の天文研究部の部長・斉藤一(さいとうはじめ)、通称『ハイ』は、部の先輩で院生の海老沢由佳里(えびさわゆかり)に複雑な感情を持っていた。同じく部の先輩であるOBの石渡と付き合っている彼女の激しくマイペースな言動に一喜一憂するハイは、定まらない想いを抱き煩悶するのだった・・・」
アスキー・メディアワークス-----電撃コミックス-------2008年------570円

シギサワカヤが『電撃黒「マ王』で連載している作品の第1巻。
大学で天文研究部に入った時、先輩である海老沢由佳里によって、名前の「一」を「ハイフン?」と呼ばれてしまったハイくんこと斉藤一。そんな彼がよりによってそんな彼女を好きになってしまったわけですが、由佳里には社会人の彼氏・石渡がすでにいたのでした。横恋慕するハイくんですが、その感情も素直なものではなく、由佳里のマイペース・天然ぶりに激しく感情を揺さぶられつつ、二律背反気味な恋をしているわけです。対する由佳里は、ちょうど彼氏の石渡との仲がうまくいってなくて、ついその苦しみが外に出てしまいます。それを見てやはり想いを募らせるハイ。だけどハイとしてはなかなか真っ向からぶち当たるというわけにはいかず、つい中途半端な言動をしてしまったりしてしまいます。
はっきりしない青年・ハイ、天然に見えて実はかなり気を遣っている由佳里、そして二人の間の微妙な関係に気づいていろいろする周りの人びと。そうしたキャラクターたちが右往左往する、大学を舞台にしたシギサワカヤの非常によく練られた恋愛漫画です。
あと一息のがっかり大学生の恋愛ライフの日々をお楽しみあれ。

巻末には読み切り作品「滅びてやる。」も収録。これもとても面白かったです。

ちなみに、この漫画のヒロイン・院生の海老沢由佳里は、『九月病』の登場人物・銀行員の海老沢さんと、同時発売の『溺れるようにできている。』の主人公・海老沢佳織の妹です。おおっ! メガネっ娘三姉妹ですよ!

溺れるようにできている。_シギサワカヤ

シギサワカヤ『溺れるようにできている。』

「山梨と東京で遠距離恋愛することになった大学生の海老沢佳織。おとなしく健気な彼女は、お隣の幼馴染みから恋人へとなった彼氏の輿水圭(こしみずけい)とのリアルな関係にとまどい、その想いに苦しむのだが・・・」
芳文社-----KIRARA MENU 231-----2008年-----619円

こちらは芳文社の『コミックエール!』にて連載された作品で、『ファムファタル』よりか少しだけギスギスしてない明るいテンポの話になってます。『ファムファタル』に登場する妹の由佳里も少しだけ登場。
おとなしい内向的な大学生・海老沢佳織が、社会人になって東京に出てしまう幼馴染みの圭と付き合い出すのですが、よく食事に行くなど非常に仲の良い関係ながら、ただの幼馴染みでは知り得なかった、気にならなかったことがらが気になり出し、徐々に自信を喪失していってしまい、悩むことに。そんな未熟で不器用だけども健気な姿勢で必死に恋愛する佳織とその恋愛の成長物語。
恋人になってはじめて知る、彼氏・圭の意外な姿。てか、ポッチャリなお腹が好きなのかこの変態め。
こちらも楽しませてもらいました。一冊でよくまとまってるし、相変わらず内面の描き方、会話のノリや落とし方の絶妙さが素晴らしいです。
どちらの単行本もおすすめですし、どうせなら両方読んでもらいたい内容ですね。もしも両方買ったのなら、『ファムファタル』を先に、『溺れるようにできている。』を後に読むといいかもしれません(由佳里の性格を考慮して)。もちろんどっちかだけでも面白いですよ。
とらのあなだと特典のおまけ漫画がついてます。

芳文社の方では9月6日にサイン会をするようです。場所は渋谷のTSUTAYAだそうです。

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ギアスマンガ(殆ど死んでいる)

理々奈@例のフィギュアの(悪性真生物)
バニー。

妹アンドロイド13才(ゴロボッツ)

長濱博史監督インタビュー(ぷらちな)


  

韓国人漫画家・イラストレーター、Tiv氏が描いた、韓国の高校の女子寮を舞台にした漫画『アンニョン!』が発売になってました。非常に今風の萌え作品で、完成度も高いです。もう韓国人だから、とか関係ないなぁ。

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関連サイト
海底温泉(シギサワカヤ公式)
http://www.kaitei-onsen.com/index.html
白泉社
http://www.hakusensha.co.jp/top.shtml
芳文社まんがタイムきららweb
http://www.dokidokivisual.com/
電撃マ王公式
http://maoh.dengeki.com/
〈お知らせ!〉シギサワカヤ先生、サイン会詳細
http://www.comicyell.com/diary/2008/08/post_52.html
溺れるようにできている。 “幼なじみ”で“8つ年上”の彼氏との遠距離恋愛を描いたお話し(オタロードblog)
http://www.senakablog.com/archives/2008/08/_8_2.html

この記事もどうぞ。
マ王の増刊。少し大人向け?『電撃黒「マ王(でんげきブラックまおう)』2007 vol.01、新創刊。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/540/
兄妹の愛と苦悩と受難とボケ。シギサワカヤ『九月病』上下巻。その鮮烈な感性に酔う。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/493/
奇妙な間を持つ三姉妹ギャグ漫画。桜場コハル『みなみけ』第1巻。こんな日常素敵すぎ。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/196/
ついに結ばれる二人。ペットとご主人様の愛の結末。小川彌生『きみはペット』第14巻(最終巻)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/460/

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