プラズマ生命体と融合した少女が巻き込まれる災いの渦。多田乃伸明『70億の針』第１巻

多田乃伸明『70億の針』第１巻
「両親を失った心の傷を負い、学校になじめないでいた高部ヒカルは、修学旅行の最中、ひとりで夜の海岸に行った時、隕石の落下に巻き込まれる。しかし、気づいた時には死んでいるどころか学校の授業を受けていた。記憶の混乱を感じつつも、下校するヒカリは、プレーヤーのヘッドホンから語りかけられる。その声が言うには『キミは一度死んだ』ということなのだが・・・」
メディアファクトリー------MFコミックス-----2008年------590円

『コミックフラッパー』に連載されている学園SF。
隕石の落下で死んだはずの少女が、その隕石とともにやってきた宇宙人の力で共生して生き伸び、彼が追っていた宇宙の犯罪者と戦うことになります。

あれ？　これと似た話を最近読んだな〜、と。それは、『まなつラビリンス』なんですが、まなつと読み比べてみたら、それほど「同じ」というほどでもないか。宇宙人の来訪と、その時の事故で死亡した人間が融合、ってネタは、ある意味SFの一ジャンルですからね。最近だと『鉄腕バーディー』とか、まんまですね。映画の『ヒドゥン』も似たもんか。そしてそれに影響された小説『エイリアン刑事』（大原まり子）とか。『寄生獣』も近いけど、これはちょっと違う類型かな。私は知らなかったですが、どうやら、『20億の針』（クレメント）という作品に似てるそうです。チェックしてみようかな。
『70億の針』の場合は、高部ヒカルと融合するのはプラズマ生命体で、彼女の脳内で語りかけることになります。で、そのプラズマ生命体が追っていたのは、「メイルシュトローム」と呼ばれる存在で、白亜紀にはやってきていた寄生変形タイプ。こいつは人にとりついて、恐怖を喰らって生きてます。こいつは、ヒカルと同じ学校の男子生徒・東にとりついて、脚を恐竜のかぎ爪みたいにして人を襲い続けてしまうのですが・・・

ネタとしてはちょうど被ったような印象を受けましたが、むしろこちらの方が正統的で、なかなか面白かったです。新人のはずですが、絵も上手いですし。この後の展開が楽しみです。

帯に麻宮騎亜と出渕裕のコメントあり。

２巻は2009年４月23日発売予定とのこと。

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12/10冬コミ表紙二度目（うお座の子）
冬コミ新刊は『とある魔術の禁書目録』本みたいですね。

とりあえずＣ．Ｃ．おいときます。未だギリギリです。（プラスチックガール）

アリスのクリスマス（TTT）

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やはり日本が天国レベルということか。フリーダム過ぎか

美闘士たちがキワどい衣装で乱れまくり！ 「クイーンズブレイド」TVアニメ化

エロすぎてバカ売れ！ あの妄想写真集「妄撮(もーさつ)」が超化して帰ってくる!!! （まにあっくすZ）

　

『妄撮☆Gold』。『妄撮』がシリーズ化。まあ、売れたからなあ。
『Fellows！』vol.2が出ますね。すげー楽しみです。

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関連サイト
コミックフラッパー
http://www.comic-flapper.com/

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