漫画史上最大クラスの学園祭・麻帆良祭はついに最終局面に。ネギVS超。大激突！ 赤松健『魔法先生ネギま！』17巻

どうもー。この前のテレビ版『デスノート』で、弥海砂が頭の弱い子だと判明して非常に嬉しいマミヅクです。いやー、漫画読んでないとこだったから余計に。

まあ、それはともかくとして。
この前友達と飲みに行ったら、ちょうどあの事件の後だったので、互いに「お前には夢が無い」と連発してたりして、どっちもそれを否定出来ずに微妙にダメな飲み会に。

で、それもともかく。
『ネギま！』の最新刊が発売。そういえば、『ネギま！』と『エアギア』って結構発売がかぶりますね。前もそうだったし。



赤松健『魔法先生ネギま！』第17巻
「超（チャオ）によって策略の舞台とされた麻帆良祭。時間跳躍によってなんとか破局の前に戻ってきたネギたちは、超を止めるために学園祭参加者の協力を得る。迫り来るロボット軍団を食い止めるものの、龍宮の狙撃によって次々と仲間がやられていく。ネギは多くの人の助力によってとうとう超の前に立ち、最後の決戦が行われるのだった・・・・」
講談社。KCM。2007年。400円

現在、アニメ放映中の『ネギま！』ですが、とうとう麻帆良祭編も決着つける段階に。連載中、各所で話題になってた超とネギの対決と、その時のネギ側の意志表明の部分が収録されています。仕掛けの大きさとその盛り上がりは、シリーズ中最高の興奮を与えてくれます。

それが他の多くの人の不幸になるとわかっていても、自分自身にとっての「実体感のある幸せ」を選ぶネギ。無力感に捕らわれるのではなく、身近な人々との苦悩の共有で多幸感を味わいつつ、上空4000メートルに隠れていた超と最終決戦に入ります。その決意は内的に閉塞せず、しっかりと全てを踏まえた上での「前を見据えた」決意。
ネギは子供のくせにオトナで、ひどく人間的で、頭良すぎて聡くて、ある意味かわいそうな子供だ、とか思ったり。でも、たぶん、この幸せはある意味で究極的な幸せかと。
この『ネギま！』の成長譚としての論法でいくと、ネギは問題の克服を目指し、より大きく成長していくことでしょう。方法としてはマクロな幸せに自らの幸せを同化させるのではなく、ミクロな自らの幸せをマクロ的に投影・同化させる、ということになるかと。

現在17巻ということですが、まだまだ先は長そうですね。次の巻で麻帆良祭の決着と、その後の休息・事態の収拾。で、19巻あたりから新展開かな。まだ解決してない敵とかいますし、そっちか、もしくはパパのナギを求めてどうこうとか？
ナギってどういう絡み方してくるのかですが、今回の学園祭の中で超のもってきたタイムマシン・カシオペアなどからも、時間跳躍がトリックとして用意されたわけですから、実はナギはネギの将来的な存在（で、ナギは過去に戻ってAAAに参加とか）、というのも有りえるかも。あと、逆にナギが魔法かなんかで記憶を封印して幼くなったのがネギとか。

あと、今回の魔法戦はかっこよかったですね。


　
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参照サイト
赤松健公式
http://www.ailove.net/main.html

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週マガ系２冊。アギト*2が表紙『エア・ギア』13巻と最近絶望してない『さよなら絶望先生』３巻。エアギアが熱い。
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