極め極めた酷道千里。パロディ化された楽しき駄目人間たち。唐沢なをき『まんが極道』第３巻

唐沢なをき『まんが極道』第３巻
「20歳前後の五人の同人誌仲間。彼らが作る同人誌『LEGEND』も次に50号になろうとしていた。そんな時、仲間の１人が連れて来たコスプレイヤーの小路町鱮（こうじまちたなご）は、売り子として活躍する。良き人材かと思われた彼女だが、徐々に作品や活動に対して発言しはじめたり、男子たちの好意をあつめ内部の不和を招き始める・・・」
エンターブレイン--------ビームコミックス------2009年-------660円

漫画業界で生き、またそこを目指している人々の、思うがままの生き様と苦難と不条理と理不尽と、そしてなにより勘違いによる暴走ぶりを、痛烈に揶揄し豪快に笑い飛ばす、唐沢流漫画道！　と前にも書いたんですが、そのノリのまままだまだ続きます。

この３巻では、サークル内不和を描く「サークル」、駄目駄目なサークルの生態を描く「駄目サークル」、映画好きだけどこだわり過ぎて映画が作れず漫画を描いてる作家の話「シネマくん」、恩着せがましい母親に寄生されている漫画家の話「母は強し」、拝金主義的で客をバカにしつつも同人で稼ぐ同人作家の生態を描く「俺の夏」、ネット上で自分は漫画家だと言って優越感を得る男の話「僕は漫画家（うそ）」、好きなように描けないことで描かなくなる新人たちの愚かさを描く「巨匠病」、女アシスタントを喰いまくる漫画家のさもしい計算を描く話「女喰い」、なにもかも前向きに考える年配漫画家の話「ポジティブくん（50）」、絵をパクる漫画家の話「トレース！！」、〆切から逃げ隠れする漫画家の話「ゲッタウェイ」、残酷漫画家の一家の残酷な話「家族」の12話が収録されています。
たぶん、作者がどっかで聞いた話をパロディ化して漫画化したんじゃないかと思える話がいっぱいです。中には読んでて胸くそ悪い話まであります。たぶん、本当にいるであろうから。しかし、そうした話を面白くバカにして描く技量は凄いですね〜

　
「マガジンドラゴン」「Black cat」「逃亡日記」
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涼宮ハルヒの憂鬱　第三話（youtube）
これの配信の二話分を見逃しました。はじめの週に一話のあと二話目もやったみたいです。はじめに同時配信じゃなかったから見逃した。同じことで文句言うコメント多いですね。やっぱそのやり方はひっかかるよ。

白井弓子の新連載「WOMBS（ウームズ）」（IKKI）
「異星を舞台に繰り広げられる壮大なるSF叙事詩」とのこと。ちょっと気になります。

韓国の「ハローワーク」が福岡に窓口　韓国の人材紹介（まめのぐ第２幕）
じゃあ、逆に韓国に日本のハローワーク作ったらいいんじゃない？　そして韓国のアレにアレされてニュースになるとか。

水無月すうの漫画「そらのおとしもの」のアニメ化が進行中（おた☆スケ）
ちょっと期待。

　　
「DJCD 空の境界 the Garden of wanderers Final」「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱とにょろ~ん☆ちゅるやさん 最初」
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参照サイト
からまん（公式）
http://www.nawosan.com/
コミックビーム OFFICIAL WEB SITE
http://www.enterbrain.co.jp/comic/

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