管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。
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弐瓶勉『BLAME!(ブラム!)』第1巻
「地表を隈なく覆う構造物メガストラクチャー。その中を感染されていない遺伝情報を求めて移動する霧亥は、襲いかかる人間や珪素生物を相手に、強力な銃で戦いながら上へ上へと目指していくのだが・・・」
講談社----------------アフタヌーンKC-----------1998年-----------505円
弐瓶勉氏が「アフタヌーン」で連載していた衝撃のハードSF「BLAME!」です。なんか久々に読みました。
途方もなく巨大なひとつの建造物都市である超構造体(メガストラクチャー)の中を上へと旅する男・霧亥(キリイ)を描く作品ですが、今読んでも凄い作品です。
どうやらこの世界は、古代に凄く技術が発達してこんな建造物を作ったけど、今や衰退し、技術も失われ、人間たちや、機械や生命体や機械か生命体かよくわかんない存在など、敵対的な存在がうようよしている上に、人は各地域に孤立して生活しています。人間も普通じゃなく、機械的な肉体だったりして、まともな人がいません。
そんな数千もの階層に分かれた世界の中で、霧亥は何らかの異常に感染していない人間のネット端末遺伝子というのを求めて旅するのです。
これ、冒頭の話で、感染してない少年を連れているところからはじまるわけで、とりあえずそういう存在がいるということは確か。
朴訥とかそういうのじゃないし、クールとも違う、ただ黙々と目的を達成しようとする霧亥が、この陰鬱で危険な世界にはよく似合います。
どうやら敵となる存在として、統治局(とうちきょく、ネットスフィア)というロボットみたいなセーフガードを扱うやつらと、凶悪なまでの強さを誇る個体の珪素生物たちがいるようです。
普通では倒せない存在ですが、霧亥の持つ重力子放射線射出装置の銃は見た目はハンドガン程度なんですが、撃つとたいがいの物は貫通し、爆発すると地域一体が破壊されるようなとんでもないモノで、これでバッタバッタと敵を倒しながら霧亥は戦い続けます。
弐瓶勉『BLAME!(ブラム!)』第2巻
講談社----------------アフタヌーンKC-----------1998年-----------505円
2巻になると塊都という巨大な街にたどり着きますが、そこにある生電社という高度な技術を持っているところで、この作品のヒロイン(?)・シボさんと出会います。なんか、連載読んでた自分の記憶だと、シボさんはもっと後に出てくるもんかと思ってたら、思ったよりはじめに出てましたね。
生電社に刑罰を食らっていて、ゴミ溜めみたいなところでミイラみたいになってたところで霧亥と出会い、協力しあう関係に。ミイラみたいのから美人さんに復活もして、この作品にもここからやっと華というものが!(笑
生電社の主任科学者だっただけあって、知識面、電脳面での素晴らしいパートナーとなっていくシボさん。なんか霧亥よりデカい女というのも萌えますな。それと、登場冒頭のミイラ状態の時は、なんかちょっとキャラクターが軽い感じだったんですね。あ、バックアップからの再生前の黒髪ショートなシボさんもいいですね。
2巻の最後で、このメガストラクチャーの問題と、統治局が支配レベルとセーフガードで別々だってことなどが分かってきて、シボさんとともに、さらに上の階層へと行くことになります。
読んでた当時は流れで読んでてちゃんと理解してなかったのがわかって、再度楽しんで読んでます。
これ、重版してないみたいで、微妙にレアな単行本になってますが、いまのところ半分くらい揃えました。古本でも、まとめて売ってりゃいいのですが。
そういや、この作品、一度、アニメ映画化するみたいな話ありましたよね? なくなってしまったようですが。web配信された短編みたいのはあって、DVDになってるようです。今、CGとか万全の状態でやってくれたらたぶん、いいのが作れるんじゃないかなー。やってくれればいいのですが。
まあ、今だったら「シドニアの騎士」の方がアニメ化に適した感じではありますがね。
「BLAME ! [DVD]」「ブラム学園! アンドソーオン 弐瓶勉作品集」「BLAME!and so on―弐瓶勉画集」「NOiSE」
---------------------------------------------------------
「ABARA(アバラ) 上巻」「去年はいい年になるだろう」「進撃の巨人(1)」「バニラスパイダー(3) <完>」
---------------------------------------------------------
関連サイト
アフタヌーン|TOP|講談社コミックプラス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13871
BLAME! ウィキペディアの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/BLAME!
この記事もどうぞ。
襲いかかる奇居子たちとの戦いの中であまりにもあっさりと失われていく・・・。弐瓶勉『シドニアの騎士』第2巻と3巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2501/
独特のセンスと空気感を持つ、賞をとった良作短編集。市川春子『虫と歌 市川春子作品集』。あとアフタヌーン2010年9月号では新作「25時のバカンス」が
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2113/
弐瓶勉の新連載とワダアルコの読み切り。『ウルトラジャンプ』2006年6月号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/862/
死の淵から戻った少女とネズミ型万能兵器のSFアクション。大今良時&冲方丁『マルドゥック・スクランブル』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1916/
どうやらこの世界は、古代に凄く技術が発達してこんな建造物を作ったけど、今や衰退し、技術も失われ、人間たちや、機械や生命体や機械か生命体かよくわかんない存在など、敵対的な存在がうようよしている上に、人は各地域に孤立して生活しています。人間も普通じゃなく、機械的な肉体だったりして、まともな人がいません。
そんな数千もの階層に分かれた世界の中で、霧亥は何らかの異常に感染していない人間のネット端末遺伝子というのを求めて旅するのです。
これ、冒頭の話で、感染してない少年を連れているところからはじまるわけで、とりあえずそういう存在がいるということは確か。
朴訥とかそういうのじゃないし、クールとも違う、ただ黙々と目的を達成しようとする霧亥が、この陰鬱で危険な世界にはよく似合います。
どうやら敵となる存在として、統治局(とうちきょく、ネットスフィア)というロボットみたいなセーフガードを扱うやつらと、凶悪なまでの強さを誇る個体の珪素生物たちがいるようです。
普通では倒せない存在ですが、霧亥の持つ重力子放射線射出装置の銃は見た目はハンドガン程度なんですが、撃つとたいがいの物は貫通し、爆発すると地域一体が破壊されるようなとんでもないモノで、これでバッタバッタと敵を倒しながら霧亥は戦い続けます。
弐瓶勉『BLAME!(ブラム!)』第2巻
講談社----------------アフタヌーンKC-----------1998年-----------505円
2巻になると塊都という巨大な街にたどり着きますが、そこにある生電社という高度な技術を持っているところで、この作品のヒロイン(?)・シボさんと出会います。なんか、連載読んでた自分の記憶だと、シボさんはもっと後に出てくるもんかと思ってたら、思ったよりはじめに出てましたね。
生電社に刑罰を食らっていて、ゴミ溜めみたいなところでミイラみたいになってたところで霧亥と出会い、協力しあう関係に。ミイラみたいのから美人さんに復活もして、この作品にもここからやっと華というものが!(笑
生電社の主任科学者だっただけあって、知識面、電脳面での素晴らしいパートナーとなっていくシボさん。なんか霧亥よりデカい女というのも萌えますな。それと、登場冒頭のミイラ状態の時は、なんかちょっとキャラクターが軽い感じだったんですね。あ、バックアップからの再生前の黒髪ショートなシボさんもいいですね。
2巻の最後で、このメガストラクチャーの問題と、統治局が支配レベルとセーフガードで別々だってことなどが分かってきて、シボさんとともに、さらに上の階層へと行くことになります。
読んでた当時は流れで読んでてちゃんと理解してなかったのがわかって、再度楽しんで読んでます。
これ、重版してないみたいで、微妙にレアな単行本になってますが、いまのところ半分くらい揃えました。古本でも、まとめて売ってりゃいいのですが。
そういや、この作品、一度、アニメ映画化するみたいな話ありましたよね? なくなってしまったようですが。web配信された短編みたいのはあって、DVDになってるようです。今、CGとか万全の状態でやってくれたらたぶん、いいのが作れるんじゃないかなー。やってくれればいいのですが。
まあ、今だったら「シドニアの騎士」の方がアニメ化に適した感じではありますがね。
「BLAME ! [DVD]」「ブラム学園! アンドソーオン 弐瓶勉作品集」「BLAME!and so on―弐瓶勉画集」「NOiSE」
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「ABARA(アバラ) 上巻」「去年はいい年になるだろう」「進撃の巨人(1)」「バニラスパイダー(3) <完>」
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関連サイト
アフタヌーン|TOP|講談社コミックプラス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13871
BLAME! ウィキペディアの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/BLAME!
この記事もどうぞ。
襲いかかる奇居子たちとの戦いの中であまりにもあっさりと失われていく・・・。弐瓶勉『シドニアの騎士』第2巻と3巻
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独特のセンスと空気感を持つ、賞をとった良作短編集。市川春子『虫と歌 市川春子作品集』。あとアフタヌーン2010年9月号では新作「25時のバカンス」が
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