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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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村田真哉&いふじシンセン『アラクニド(ARACHNID)』第1巻

村田真哉&いふじシンセン『アラクニド(ARACHNID)』第1巻

「母親を亡くしてから叔父に引き取られた女子校生・藤井有栖(ふじいアリス)は、殺し屋『蜘蛛』が叔父を殺している現場を見てしまい、殺されそうになる。しかし、この突然の死の危機に凄まじい反応を示し、蜘蛛に反撃をしたことで、その生命を救われる。そして蜘蛛は彼女に自らの殺しの技術を教え込むのだが・・・」
スクウェア・エニックス---------ガンガンコミックスジョーカー-------2010年--------571円

昆虫に例えられる技術を持つ殺し屋たちの戦いを描くバトルアクション「アラクニド」です。
作画はいふじシンセン氏。原作は「ヤングガンガン」でやってた「JACKALS」の村田真哉氏。連載は「月刊ガンガンJOKER」。

主人公の藤井有栖(藤井アリス)は先天性集中力過剰(C.E.C.)と呼ばれる精神疾患の持ち主で、なにかに集中しはじめると周りのことがまったく入らなくなってしまうため、普通の生活にも齟齬をきたしてしまうような状況。欝で死んだ母親の弟に養育補助金目当てで引き取られていたアリスは、それのために学校で苛められているし、叔父にもまともに見られてない。
そんなアリスが叔父から犯されそうになった時、ちょうどやってきた殺し屋「蜘蛛」が叔父を殺し、さらにはアリスを殺そうともします。アリスは、死を目前にした緊張感の中で、その先天性集中力過剰という特性を発揮し、刃物が先についた糸を操る蜘蛛に反撃し、首に噛み付いて傷を負わせることになります。しかし、相手はプロの殺し屋で、しかも凄腕でもあったので、倒されてしまいます。
でも、アリスは殺されることなく、蜘蛛によって殺しの技を仕込まれるようになります。どうやら蜘蛛にはその殺し屋の「組織」のボスを倒そうとしているようで、そのために彼女に自分の技を教えているのでした。蜘蛛もまた先天性集中力過剰であり、蜘蛛の使う特殊な糸「蜘蛛糸(スレッド)」を操る技は、アリスにも使えるのだということです。集中力を保つかぎりさまざまな戦い方のできるアイテムとなり、集中力を乱せば自らに襲いかかる危険な武器となります。ただの素人でしかなかったアリスは、こうして凄まじい技術を身に付けていくのですが、はじめに戦うことになるのが蜘蛛となってしまいます。「組織」の「雀蜂」を殺すよう言っていた蜘蛛ですが、実は自ら殺されるためにアリスに技を教えていたのでした。
蜘蛛との死闘を勝ち抜いたアリスは、蜘蛛より「名前を奪われずに、蜘蛛のように自ら生きろ」というようなことを言われ、いままでなすがままだった人生から、自らの力で生き抜こうとすることになります。

村田真哉&いふじシンセン『アラクニド(ARACHNID)』第2巻 村田真哉&いふじシンセン『アラクニド(ARACHNID)』第3巻 村田真哉&いふじシンセン『アラクニド(ARACHNID)』第4巻

村田真哉&いふじシンセン『アラクニド(ARACHNID)』第2巻 3巻 4巻
スクウェア・エニックス---------ガンガンコミックスジョーカー-------2010/2011年--------571円

2巻以降は、組織に背いていた蜘蛛ですが、その凄まじい腕を知られていたので、蜘蛛を倒したアリスもまた、殺し屋として「組織」に迎え入れられようとします。しかし、蜘蛛の遺言の通り生きようとしてアリスはこれを断り、命を狙われることになるのですが、襲いかかる組織の刺客を次々と倒していきます。それぞれが昆虫の特性を模したとんでもない技術を持った殺し屋ばかりで、何度も窮地に陥りますが、アリスはその特性と蜘蛛糸を使って対処していきます。
このバトルがなんとも凄いかっこよく描かれています。異能バトルにも見えるような出し抜き合いの超技術戦闘です。
これは凄い面白い作品ですねー。こんないい作品知らなかったとは不覚なり。
とりあえず、最新4巻まで読んでみましたが、次の5巻は来年2月だそうです。待ち遠しい。

   
「JACKALS 1」「昆虫物語 ピースケの冒険」「必蟲SWEEPERS 2.」「昆虫鑑識官ファーブル 6」
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鈴木小波の「ブラック★ロックシューター」1巻発売(コミックナタリー)

カジノ誘致めぐり 関西広域連合が第1回研究会 京都

音楽を違法ダウンロードした娘を裁判所の判事が虐待、YouTubeにアップされる(GIGAZINE)

黒い瞳をブルーに変える技術が開発される お値段39万円
これで、中2病患者の夢・オッドアイとか簡単にできるように!

   
「わ!(3)(完)」「THEビッグオー Blu-ray BOX」「C3-シーキューブ- 1 Blu-ray」「Buddy」
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関連サイト
童唄(いふじシンセン)
http://warabeuta.sakura.ne.jp/
JON(村田真哉)
http://jonjonjonjon.web.fc2.com/
ガンガンJOKER -SQUARE ENIX
http://www.square-enix.com/jp/magazine/joker/

この記事もどうぞ。
生き物の驚異を楽しみ尽くす! エグ味まで味わい尽くす! もりちか『いきものずかん』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2639/
キュートな継ぎ接ぎ少女ふらんちゃんが大活躍。木々津克久『フランケンふらん』第1巻から5巻まで
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かわいい女の子たちと虫たちの引き起こす事件。藤見泰高&カミムラ晋作『ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記』第1巻から3巻まで
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盲目の剣士と未来視の少女の戦い。DOUBLE-S(ダブルエス)&たかしげ宙『死がふたりを分かつまで』シリーズ、第8巻まで
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