真理が吸血鬼に嚼まれてしまい、最悪の事態に・・・。うたたねひろゆき『天獄』第04巻

うたたねひろゆき『天獄』第04巻
「学校での事件が決着したのもつかの間。瀬川家の姉・真理が吸血鬼に襲われてしまう。羽海に謝りにきていた終夜（よすがら）は、その元を探すため瀬川邸を離れるが、出会ったのは謎の退魔師の女だった。攻撃してくる彼女と戦う間にも、次々と現れる異能の持ち主たちが、事態を取り返しのつかないところまで悪化させてしまうのだった・・・」
集英社--------ジャンプコミックスウルトラ-------2008年------600円

『ウルトラジャンプ』連載中の『天獄』の最新刊が出ました。この前『セラフィックフェザー』の連載が終わったばかりのうたたねひろゆき氏ですが、こちらの方はまだまだ序章といったところです。
現在のところ終夜という吸血鬼のような存在の少年と、不思議な力を持つ透湖（とうこ）の二人が話の柱になってるようですが、この巻はほぼ終夜少年たち関連の話。
透湖の親友である少女・真理が吸血鬼になり、家族を殺してしまい、最後は消滅させられてしまいます（いいキャラだったのに・・・）。妹の羽海は助かったものの、命令を守らなかった砂姫を責める終夜。でも、これってやっぱり終夜の対応がよくなかっただけじゃないのか？
ショタの退魔師・平坂暦（ひらさかこよみ）は、かなり強いみたいです。彼女との会話の中で、終夜の正体についてちょっと話が出ます。なんか吸血鬼とは違う存在らしい。「神罰」とか「呪い」でそうなってる？
彼を襲う教会側の人間たちも「怠惰」やらなんやらの怪しげなやつらばかりで、どういう関係なんでしょうね。まだまだ謎だらけ。うたたねひろゆきらしい展開と表現で気を持たせますが、これも長いシリーズになりそうです。

『ウルトラジャンプ』2008年08月号
表紙・うたたねひろゆき「天獄」
皆川亮二「PEACE MAKER」
荒木飛呂彦「STEEl BALL RUN」
大暮維人「天上天下」
木城ゆきと「銃夢　Last Order」
弐瓶勉「バイオメガ」
桜瀬琥姫「GRANDEEK ReeL」
濱元隆輔「ウルトラうれっこどうぶつ」
三輪士郎「DOGS」
萩原一至「BASTARD!!」
松本嵩春「アガルタ」
桐山光寿「忍空」
今井神「NEEDLESS」
六道神士＆井上敏樹「メビウスギア」
桂遊生丸「Roman」
倉田英之＆okama「CLOTH ROAD」
大塚ヨウコ「超絶医療ワルハラ」
ツナミノユウ「シュメール星人」
集英社------2008年------530円

今号は「天獄」が表紙。クリス死んじゃいましたし、ディアナが吸血鬼ってことでしたが、指揮者がかなりくせ者みたいですね。
「天上天下」は凪の圧勝？　「銃夢　Last Order」はかなり盛り上がってきた。　「DOGS」はまた白いです。「BASTARD!!」はウリエルが復活してとりあえず一段落？　「アガルタ」は読んでない。「メビウスギア」はやはりいまいちノリが悪いような。エクセルサーガみたいなノリの方が合うのでは？　「CLOTH ROAD」は面白いですね〜。ガーメントのモデルたちが服となって圧倒的な力をふるい始めます。
次号から林家志弦氏の『はやて×ブレード』がはじまるので、特集有り。やはりどうして移籍したのかの説明は無し。なんかあったんだろうな〜

　　

ウルトラジャンプ見てたら宣伝あって気づいたけど『プラネットラダー』の文庫版が出たようですね。とりあえず一・二巻。これはファンタジーの傑作。途中で打ち切りだけど。いや、あれは廃刊だからしょうがないよ。
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「講談社など5社、デジタルコミック配信事業会社を設立」「文真堂書店、ゲオと資本・業務提携」
いろいろ共同しての事業が多くなってきたなぁ。生き残り戦略？

春麗（爆裂風船）

「崖の上のポニョ」公開、夏休み迎えた親子連れでにぎわう
そういや、今日、池袋の映画館の前で、『グレンラガン』の劇場版のチラシを配ってた女の子たちが、ヨーコさんのコスプレしてました。いきなり見たので吃驚しました。

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関連サイト
ウルトラジャンプ
http://ultra.shueisha.co.jp/

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