岩原裕二「ALEX BLACK」と宮田紘次「真昼に深夜子」の二つの新連載！ 『fellows!(フェローズ！)』2009年４月号(2009 April volume.4)。あと、尻と足のエロさが凄い

『fellows!(フェローズ！)』2009年４月号（2009　April volume.4）
表紙・碧風羽（みどりふう）
カバーストーリー・森薫
巻頭・新連載・宮田紘次「真昼に深夜子（みよこ）」
しおやてるこ「たまりば」
新連載・岩原裕二「ALEX BLACK（アレックス・ブラック）」
森薫「乙嫁語り（おとよめがたり）」
近藤聡乃「うさぎのヨシオ」
鈴木健也「蝋燭姫」
長崎ライチ「ふうらい姉妹」
長野香子「ノラ猫の恋」
入江亜季「乱と灰色の世界」
読み切り・原鮎美「言の端に咲く」
室井大資「ブラステッド」
なかま亜咲「健全ロボ　ダイミダラー」
読み切り・久慈光久「鎧光赫赫（がいこうかっかく）」
薮内貴広「In Wonderland」
福島聡「ロングロングアゴー」
冨明仁「Box Seat」
佐野絵里子「為朝二十八騎」
百名哲「演劇部５分前」
佐々木一浩「電人ボルタ」
新居美智代「グッドアフタヌーン・ティータイム」
福島久美子「水晶石の森」
高田築「バックパック・ラン」
空木哲生「鈴木家の案件」
まさひこ「グルタ島日記」
田代高行「サルビアン・カフェ」
宮田紘次「ヨメがコレなもんで。」
丸山薫「ストレニュアス・ライフ」
次号予告
「ロック・ホークと深夜の情事」
エンターブレイン--------2009年----680円

『Fellows』の第４号が発売になりました。というか、明日発売のはずだけど売ってた。ページ数前回とあまり変わらず738ページもあって分厚いです。
今回、まず特筆すべきは表紙とカバーストーリーの尻のエロさでしょうか！？　表紙は碧風羽氏で、４ページのイラストストーリーは森薫氏。バードウォッチングしている二人の美女が出てくるのですが、ホットパンツの人のお尻のムチムチ感が強調されてて、なんかHなことしてるわけでもないのに目が離せません。

新連載は、宮田紘次氏の「真昼に深夜子（みよこ）」と岩原裕二氏の「ALEX BLACK（アレックス・ブラック）」。
「真昼に深夜子」は、猫っぽいイメージのショートヘアの女の子・日向真昼と、たれ目眼鏡の不思議な女の子・月白深夜子の二人が登場する、ドタバタな（？）話。まあ、これの内容については雑誌を読んでみてください。
「ALEX BLACK（アレックス・ブラック）」は異世界系のSF作品。数年間投獄されていた特殊部隊の兵士・アレックスが、この国エステリアの国王の姪クリステル・フローライトと知り合って、複雑な政治状況に巻き込まれていく、という感じの話。アレックスは「アヌビス」という秘密の部隊の生き残りで、体を改造されててロボットとかとも戦えるくらい強いのですが、王家の人間の命令には逆らえないという細工がされていたので、クリステルのいうことを聞くハメになります。
「乙嫁物語り」はカルルクの家にアミルの実家ハルガルからお兄さんがやってきます。「子供が出来てないのなら正式な夫婦じゃない」とか言うのですが・・・。うーむ、この問題でひと波乱ありそうですね〜。それにしても、アトヒキの柱で「ふたりの子、とは言ってもカルルクはまだ12歳だし」とか言うようなことが書いてあるの読んで、「え？　12歳なら・・・」とか思ったのは、どうやらエロ漫画の読み過ぎのようです（別にLO系のばかり読んでるわけじゃないですよ）
原鮎美氏の読み切り作品「言の端に咲く」は学生の仄かな恋の話。雰囲気があって、読後感のいい話でした。
「狼の口ヴォルムスフント」の久慈光久氏は、今回は読み切りの「鎧光赫赫（がいこうかっかく）」というのを載せてます。なんで「狼の口」の方を隔号掲載にしたんでしょうね？　「鎧光赫赫」は戦国時代の合戦での立ち会いの話。時代ものとか好きなようですね。
福島聡氏の「ロングロングアゴー」は、福神隊の名取が登場。名取が最後に出てくるのかと思ってたから意外でした。
宮田紘次氏は、なぜか後ろの方にも読み切り短編三本「ヨメがコレなもんで。」を載せています。宇宙人の妻と地球人の夫の話。これは上手い。鉄板ネタをさらり自分流に表現して小気味良くまとめてます。
この４号で非常に印象的だったのは、冨明仁氏の読み切り作品「Box Seat」でしょうか。電車のボックス席で青年の対面の席にミニスカのメガネ美人が座ってて・・・という話。１アクションごとの互いの反応が面白いし、なにより足のエロさが尋常じゃないのですよ。足でHしてるみたいな？（ﾅﾆｿﾚ
貴子潤一郎＆ともぞ「探偵真木」はお休み。

予告によると、次号では笠井スイ氏、冨明仁氏、八十八良氏が新連載をはじめるそうです。さらに、あの長澤真氏が短編を掲載予定。どれも楽しみですね。

フェローズの公式サイトが10日にはじまりました。
フェローズ公式
http://www.enterbrain.co.jp/fellows/index.html
壁紙とかもありますよ。私はアミルさんの使ってみます。

　　
「コミックビーム Fellows! Vol.1」「いばらの王」「マスターピース・オブ・オールナイトライブ」
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尻ジーンズヽ(　'ω')ノ（桜花乱舞）

　
「idea」2009年５月号、「ユリイカ」2009年４月号、「pixivで学ぶイラストテクニック集」
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関連サイト
フェローズ公式
http://www.enterbrain.co.jp/fellows/index.html
コミックビーム　OFFICIAL WEB SITE
http://www.enterbrain.co.jp/comic/index.html
ヘリオトロープ
http://morikaoru.blog62.fc2.com/
Last Orchesta　ラストオルケスタ
http://www.geocities.jp/foomidori/
ジゼルとエステル
http://www.tt.rim.or.jp/~aynek_s/top.html
閑古亭文庫
http://www.kankotei.com/
小紅堂本舗
http://kobenidou.blog50.fc2.com/
あり胡同（入江亜季公式）
http://www1.plala.or.jp/ali/

この記事もどうぞ。
入江亜季の新作「乱と灰色の世界」が新連載！　他、充実の作品群。『fellows!（フェローズ!）』2008年12月号（vol.2）
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/744/
森薫の新連載「乙嫁語り」もあります。エンターブレインの新雑誌『フェローズ!（fellows!）』創刊！　2008年10月号
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/639/
福島聡の新連載は「機動旅団八福神」の能天気な（？）後日談。700ページ超なのにどれもが良作。『fellows!（フェローズ!）』2009年２月号（vol.3）
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1029/
巨大ないばらに覆われた古城にて、死を目前にしたサバイバル。岩原裕二『いばらの王』全６巻。再読
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1058/