塩野干支郎次などが参加する「シリウス」の増刊号が新創刊。プチおとなシリウス・怒りんぼ別冊『NEMESIS（ネメシス）』2010 No.1

『NEMESIS（ネメシス）』2010年　No.1
表紙・巻頭カラー・塩野干支郎次「テレストリアル　クローズ」
Cuvie（キュービー）「籠女の邑」
吉田蛇作「漆黒のノイエゼーレ」
x6suke「棺屋」
柳沢きみお「THE 大絶叫市民」
永瀬ようすけ「やみのさんしまい」旅行版
すぎむらしんいち「女ンビの夜（ジョンビの夜）」
岡村星「誘爆発作」
中山昌亮「後遺症ラジオ」
沙村広明「ベアゲルター（予告編）」
佐野タカシ「マキア」
木葉功一「ディザインド」
西野マルタ「五大湖フルバースト」
内々けやき「しょたせん」
友美イチロウ「にゅーたん」
清野とおる「人間バンザイ！！」
おがわ甘藍「ママはチャイドル！！」
講談社---------2010年--------905円

講談社がまた新雑誌を作りました。今度は「月刊少年シリウス」の別冊という形の季刊誌です。

シリウス別冊NEMESIS誕生、次号押切「椿鬼」が移籍（コミックナタリー）

作家陣を見てみると、配信停止になったweb漫画の「Michao!」系からの移籍作品が多く、それに講談社系作家と、どういう経緯で来たのか不明だけど、いく人かの有名な作家さんたちで固められています。
「プチおとなシリウス・怒りんぼ別冊」というだけあって、多少エッチな作品も含まれる内容となっていますが、ギャグファンタジーやバイオレンス、ホラー、ギャグSF、といった作品が揃っています。

「ブロッケンブラッド」などで人気の塩野干支郎次氏の「テレストリアル　クローズ」は、ちょうど最新号の「シリウス」で新連載がはじまった「セレスティアル　クローズ」と連動した作品のようです。これ、とりあえずタイトルが混同するぞ。ノリは「ブロッケンブラッド」に似た感じで、小学生姿の戦乙女の魔物退治に先生が彼女の装備となって手助けするという話。あれ？　これって、先生が興奮すると服が小さくなったりしないの？
Cuvie氏が描く「籠女の邑」は、サスペンスホラー？　幽霊探しに来た男二人が、山奥の閉鎖的な村に迷い込み、美人さんたちと出会うのですが・・・
吉田蛇作氏の「漆黒のノイエゼーレ」は、隕石のせいで女体化した兄に振り回される弟の話。
x6suke（ペケロクスケ）氏の「棺屋」はファンタジーもの。
柳沢きみお氏の「THE 大絶叫市民」は漫画じゃなくて、エッセイ。たしかどっかで書いてたやつだと思うんですが、どこだったかな？
永瀬ようすけ氏の「やみのさんしまい」は、不気味な三姉妹のダメダメ日常。
すぎむらしんいち氏の「女ンビの夜（ジョンビの夜）」は、ゾンビになった女性たちから逃げるニートたちの話。
岡村星氏の「誘爆発作」は、80ページもあります。ある男女に不思議なことが起こるヒューマンドラマ的な作品。
「オフィス北極星」で知られる中山昌亮氏の「後遺症ラジオ」は、ホラーのショート連作。
沙村広明氏の「ベアゲルター（予告編）」は本当に予告編だけで、連載は来年からです。でも、やはり上手いなー。凄い気になる描き方してます。でも、来年つっても、まだ「無限の住人」の連載はやってるんじゃないの？　「ハルシオンランチ」もあるけど、同時に？　ハルシオンが終わるのかな？
佐野タカシ氏の「マキア」は、不可思議な学園もの。ループ系？
木葉功一氏の「ディザインド」は、web配信で結構やってましたが、まるまる載せ直すのかな？　危険な現場で強引な報道をするカメラマンの話。義憤の女神（復讐の女神との理解は誤解）ネメシスの名を冠するこの雑誌ですが、雑誌名に対してはこの作品が一番しっくりしますね。
西野マルタ氏の「五大湖フルバースト」は、おかしな相撲漫画。アメリカで相撲が発達した未来の話。
どういうわけか、内々けやき氏が描いてます。「しょたせん」。これ、しかもBLじみたネタをギャグにした異色の不良漫画というヘンテコなもの。面白いけど、この雑誌で大丈夫なのか！？
友美イチロウ氏の「にゅーたん」は日本軍の残した美少女型ロボの話。
清野とおる氏の「人間バンザイ！！」は実録もののエッセイ＆イラスト＆写真。なんでこんなところに？
そして、おがわ甘藍氏の「ママはチャイドル！！」までもここに。ミチャオで見てましたが、ブっ飛んでる上にエロくて、しかもネタが時事・芸能ネタでヤバい！　これは面白いですよ。
ちょっとごった煮感のある雑誌になってしまいましたが、Michao休刊の受け皿的役割を持っていたと見ればしょうがないのかもしれない。でも、とりあえず塩野干支郎次の描く表紙のちょっと怒った感じのカワイコちゃんが可愛過ぎるので許します。

で、ちょうどこんなニュースも入ってきてしまいました。

少年シリウス前編集長を逮捕　飲食店で女性殴った疑い
【社会】講談社の元少年漫画誌編集長、傷害容疑で逮捕「よく覚えていない」容疑否認
まあ、五月に起きた件で、逮捕が6日ってだけです。だからすでに事件の段階で編集長はやめてるので「元編集長」ということでしょう。ちょうどネメシスの発売日と報道が合ってしまいましたが。ネメシスの編集後記のとこにある「怒嵐」って「五十嵐」ってこと？
まあ、これで「シリウス」や「ネメシス」が影響受けるってことは無いと思います。

「ネメシス」の２号の発売は、10月7日になります。予告によると、高遠るい氏と押切蓮介氏が参戦だそうです。

　　
「ブロッケンブラッド　5」「月刊 少年シリウス 2010年 08月号」「ロケットスターター（2）」
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「またオリコン独占か」 けいおん!! 真OP & ED登場　…音楽BD最高売上で首位も（まにあっくすZ）

実写版「ヤマト」とタイアップ＝宇宙への興味刺激−文科省

平野耕太「ドリフターズ」ファン待望の1巻が本日発売（コミックナタリー）

大相撲：「賭博の胴元は名古屋の組員」　仲介の元力士証言

映画『GANTZ』、フランスに上陸！岸本恵役の夏菜GANTZスーツを世界に披露！

露「美人スパイ」大人気、米大衆紙アイドル扱い
ちょうど、そういう映画もやりますしね。

スペイン初の決勝進出、ドイツに１—０　オランダと決戦

泡盛をかもすぞー！「もやしもん泡盛」が登場、7月8日から数量限定で予約受付開始（GIGAZINE）

週刊少年サンデー連載の野球漫画「MAJOR(メジャー)」がついに完結（GIGAZINE）

チャリティーTシャツ（うにぶろ）

小早川リンコ（５年目の放課後）

純夏さん（なま搾りblog）

伊波本の予定 新刊（低出力JET）

　　
「ゾルゲ大全集（下）初回限定版」「学園黙示録　ＨＩＧＨＳＣＨＯＯＬ　ＯＦ　ＴＨＥ　ＤＥＡＤ　６」「ドリフターズ 1巻」
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関連サイト
NEMESIS No.1
http://kc.kodansha.co.jp/product/top.php/1234609319
月刊少年シリウス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/14709
ネメシス　ウィキペディアの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%82%B9

この記事もどうぞ。
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