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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。なるべく毎日更新していきます。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロだとエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでもなんでも扱います。基本的にはなんでも読む、と思ってましたが、現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『コミックメガストアα』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『真激』『バスターコミック』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『コミックスピカ』『BIRZ』という、オタ傾向はあります。最近、ラノベはかなり少なめ、エロ漫画はかなり多め。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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capeta(カペタ)_第1巻_曽田正人 capeta(カペタ)_第24巻_曽田正人

曽田正人『capeta(カペタ)』第1巻と第24巻
講談社--------------KCDX------------2003年/2011年-------------505円/533円

ここ数日の連休で「capeta」を出てるだけ全部一気読みしました。前にも十数巻までは読んでたし、跳び跳びで連載見てたりはしましたが、これでやっと最新巻まで追いついた。物語のあまりのスピード感にも翻弄された作品ですね。
現在、最新巻は24巻。16歳のカペタがF3で死闘を繰り広げています。

「capeta」の作者・曽田正人氏は、別紙で同時に連載(!)している「昴」シリーズや、「シャカリキ」「め組の大吾」といった作品を描いていた作家さんですが、もっともパワーのある作品がこの「capeta」じゃないでしょうか。
「月刊少年マガジン」で連載しているわけですが、王道的少年漫画でありながら、ありきたりな少年漫画にしていません。
私的には曽田正人氏といえば、「天才」について描く作家さん、というイメージですが、これ読んでより明確に「天才の成し遂げること」について描いてるんだなー、というのが分かってきました。そして、しっかりとした「仕事」をすることがどういうことなのか、これはいつも問いかけられているテーマじゃないでしょうか。これによって、成長譚としての少年漫画の中で、人に認められる仕事とはこうだ、成し遂げるとはこうだ、とビシバシと提示して、すげえと思わせてさらにそうなんだと納得もさせる強烈な力。それがこれにありますね。
よくある少年漫画の頑張ったからこそのご褒美としての勝利・友情、といった類いの定型パターンには、意外とその入手の根拠が安易だったりしますが、これは一段シフトしたかのようなワンランク上の構造で、細かい心理描写、各キャラの思考の作り込み、そしてなにより目的意識がしっかりしてるのが、より作品に重みを持たせてます。そりゃパワーも出ますよね。ストーリーにもキャラにも、真剣さ、がありますもん。さらに、「人を魅了する」ということ。これが見事に描かれています。作中で仲間やおっさんズから女の子まで、そして読者までみんなベタボレですからね〜
こんなレベルで少年漫画描いちゃったら、今後も少年漫画でもこういうレベルのを求められるようになるのかなー。それはそれで楽しみですが。

capeta(カペタ)_第13巻_曽田正人

曽田正人『capeta(カペタ)』第13巻

講談社--------------KCDX------------2007年-------------505円

ところで、この作品、ちょっと気になるのは、キャラクターたちの切り方でしょうか。いや、他の曽田作品でもそうなんですが、「通過地点」で知り合った人間ってのは、はじめの最重要人物以外、かなりあっけなくパージされるというかフェードアウトされてっちゃうんですよね。志波リョウがカペタとナオミの間に割り込んでくる重要キャラかと思ったら、なんか金田の方が出ずっぱりだし、その金田でさえも、なんとなく24巻での戦いで「クリアされた」キャラのような感じになるかも? 脇キャラクターがある程度固定されないままだと、脇道的燃(萌)え方ってのがちょっと難しいですね。茂波ちゃん、凄い魅力的になってきてますが、ここらへんの恋愛話はどうなってるやら。まあ、私は秦紀子のキャラ好きなんでストーリー的にあっちでもありですが。あ、さらに言えば、ナオミ母の源奈々子さんへの初恋を遂げるとかでも私的にはありですよ?(ぉぃ。私もあの初登場の時の全開開脚にやられたクチです)
曽田氏は単行本の表紙は主人公ばっかりで行く、主人公至上主義で、キャラクター作品的な脇役キャラの無駄な掘り下げはやらないんですよね。モナミなんか唯一単独表紙取ったヒロインなのに、ここ数巻出てきもしない。バックステージパス渡したのは前振りじゃなかったのか? 今連載中のところで新しい女の子とか出るとも聞いてるし、気になります。
次の巻は夏発売予定。

   
「capeta (16) 特装版」「カペタ Vol.1 DVD」「ザ・カート―レーシングカート完全入門マニュアル」「バリバリ伝説 1」
capeta16巻って特装版だったのか。マグネットが付いてた。
この作品、途中でアニメ化されたけど、デキがちょっとアレなのがもったいない。
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「年表日本漫画史」「少女少年学級団 7」「ぽちゃぽちゃ水泳部 1」「キックのお姉さん 1 」
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関連サイト
曽田正人 オフィシャル ウェブ
http://www.sodamasahito.jp/
テレビ東京・あにてれ カペタ
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/capeta/
月刊少年マガジンWeb|TOP|講談社コミックプラス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/04777

この記事もどうぞ。
ロードレースにかけるひた向きさを越えた情熱と執着の世界。曽田正人『シャカリキ!』全7巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1858/
光りの乱舞の中で踊る琳たちの結末。カサハラテツロー『RIDE BACK(ライドバック)』第10巻。壮絶な佳作
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いい気になってた大学生が最高の調理場で思い知らされる。せきやてつじ『バンビーノ!(Bambino!)』第1巻
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バレエ漫画なのに緊迫感が尋常じゃない。「天才」の意味を知れ! 曽田正人『昴(スバル)』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/138/
今度はベルリンで盲目のダンサーと踊る。曽田正人『昴(スバル)ソリチュード スタンディング MOON(ムーン)』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/140/

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