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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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竹内良輔&ミヨカワ将『ST&RS(スターズ)』第1巻

竹内良輔&ミヨカワ将『ST&RS(スターズ)』第1巻

「2019年に宇宙から受け取ったメッセージに従い、2035年に火星で宇宙人と邂逅しようと全力を傾ける人類。それから14年。宇宙を目指す少年・白舟真帆(しらふねまほ)は、同級生の宙地航(あまちわたる)・星原めぐるたちとともに宇宙学校に入ろうと試験を受ける。実は本人も忘れているが、真帆はかつて宇宙からのメッセージを受けていたのだった・・・」
集英社--------ジャンプコミックス------------2011年--------400円

「宇宙兄弟」の大ヒットがあったからか、各誌で何本か立て続けに宇宙ものの漫画が作られました。「週刊少年ジャンプ」でやってるこれもそのひとつ。宇宙からのメッセージを受け取った人類が火星を目指しはじめ、少年少女が宇宙学校を経て飛び立ちます。原作は竹内良輔氏、作画はミヨカワ将氏。どちらもこれが初連載作品になります。

2019年8月10日。人類は宇宙から、あるメッセージを受け取ることになります。
解読されたその内容とは、「2035年7月7日 私達と火星で会いましょう」という驚くべきものでした。
こうして国際連合宇宙局は「ST&RS(スターズ)」と改名して、諸国が協力して火星を目指すことになります。

ちょうどそのころ、日本のある街にいた1歳の子供・白舟真帆は、生まれて初めて言葉を喋り、親を喜ばせます。その時言った初めての言葉が「かせい」でした。白舟家のちょっと暴走気味な父親は、それじゃあ宇宙飛行士になりたいのか、と彼を育てていくのでした。
それから14年。中学3年生になった真帆は、すっかり宇宙バカになってて、ST&RSの運営する宇宙学校日本校に行きたいとまで言い出してしまいます。こうして、幼馴染で同級生の星原めぐると、転校生で密かに宇宙へ憧れていた宙地航とともに、宇宙学校へ入学するため、合格率1パーセント以下の難関で、二週間もかかる試験を受けることになっていきます。

竹内良輔&ミヨカワ将『ST&RS(スターズ)』第2巻 竹内良輔&ミヨカワ将『ST&RS(スターズ)』第3巻 竹内良輔&ミヨカワ将『ST&RS(スターズ)』第4巻 

竹内良輔&ミヨカワ将『ST&RS(スターズ)』
2巻から4巻

宇宙を目指せ系の作品としては、主人公たちが子供ならば、こうした宇宙学校モノは外せないですが、これの宇宙学校は入学試験からして無茶な試験になってます。第一次ではパズル的なもの、第二次ではいきなり擬似的な閉鎖環境での二週間のクエスト&生活、という内容です。なので、なんか話のテンポが早いです。というか、試験終わって学校入ってからもテンポ早くて、訓練してる中で、そのまま火星計画そのものへ関わっていく感じです。火星での難題の解決案を出したりとか。この先行感は、他の宇宙モノには無いですよね。
宇宙からのメッセージをはじめて解読した当時少女だったフィフィー・コリンズさんが、美人校長として登場し、真帆たちに深く関わっていきます。実はメッセージにはまだいろいろ謎と秘密があって、それが徐々に進展しながら、真帆たちの状況にも影響していくことになります。
というか、この漫画、ホントにスピード展開で、3巻ではこの会談の謎に迫り、4巻冒頭で学校での訓練をとばして、さっそく宇宙へと上がり、4巻後半にはもう宇宙人たちとの邂逅を果たしてしまいます。
・・・でも、ダラダラしてしまうよりかイイかと思います。それに各エピソードは面白いし、作り方が上手いですね。アシスタントしていた「アイシールド21」の村田雄介氏の絵柄に似てますが、もうちょっと線が細いかな? めぐるがヒロインかと思ったら、一緒に火星に行ったのは学校から登場した御闇いづみ(みくらいづみ)。メッセージの解読のためにも彼らと一緒に行くことになります。あと、ロシア人少女のマルカも行かないし、このあとどうすんだろ?
なかなか面白いのですが、4巻まで読んでしまうと、あとどうなるかでまた違った感じになりそうですね。すでに連載の方は最終回をやったそうなので、次の5巻か6巻で終わりかな? この急な展開ももしかして打ち切りかもしれない。結構面白かったので残念です。5巻は来月出るようです。

巻末には読切『FOO FIGHTER FUJI』が収録されています。

   
「ST&RS─スターズ─ 5」「新装版 ASTRONAUTS(アストロノーツ)(3) <完>」「STAR CHILDREN(スターチルドレン)(2) <完>」「宇宙兄弟 Blu-ray DISC BOX 1」
そういやスタチルは打ち切りになっちゃいましたね。
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東浩紀のやってる「genron(ゲンロン)」とかの会報で東山翔氏が表紙絵描いててびっくりした。

   
「モーレツ宇宙海賊 3(初回限定版) [Blu-ray]」「彩雲国秘抄 骸骨を乞う」「アウター×トップ」「ガンガンJOKER 2012年 06月号」
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関連サイト
集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト shonenjump.com
http://www.shonenjump.com/j/

この記事もどうぞ。
夢を叶えたアスミとみんなのその後を描く最終巻。柳沼行『ふたつのスピカ』第16巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1630/
夢を見失っていた男が再び宇宙を目指す・・・。小山宙哉『宇宙兄弟』第1巻から3巻まで
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/1573/
衝撃の事実を知った翔太はソーラーカー作りから離れてしまい・・・。村田雄介&太田垣康男『曇天・プリズム・ソーラーカー』第2巻(完)
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/2524/
宇宙と向きあう人々の人としての生き様の話。幸村誠『プラネテス』第1巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/951/





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