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管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。 リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。
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オリンポス第1巻_あき

あき『オリンポス』第1巻

「教会で祈りを捧げていた青年・ハインツは、突如現れた絶世の美人にいきなりキスされてしまう。それが互いの願いを叶えるための方法だったのだ。瞬時にして切り花以外に何もない空間に飛ばされてしまったハインツは、自らを神だと名乗るその美人から、ここにいる一人の少年を、世界の涯てまで連れて行って欲しいと頼まれる。この不可思議な空間にひとつだけ建つパルテノン神殿にいた美少年ガニュメデスは、神の呪いによってここから永遠に出ることはできないと言い、ハインツとともに行くことを拒否するのだが・・・」
一迅社------ZERO SUM comics---------2008年----552円

『UTAHIME 歌姫』のあき氏の二冊目の単行本。『ゼロサムWARD』で連載中。今度はギリシア神話をもとにした時空を越えたファンタジー作品です。
もっとも有名かつ基本的な古典文学『イリアス(イーリアス)』に謡われた古代ギリシャ人の都市・トロイ。その国の王子であるガニュメデスは、あまりの美しさ素晴らしさのため、赤毛の神「アポロン」によって連れ去られてしまいます。そして、地面が切り花で埋め尽くされ、空は満天の星空という以外には何もない、「綺麗なものだけを揃えた」空間に閉じ込めらるのでした。人間の愚かさを見て楽しむためだと言う「太陽神アポロン」。どこまでいっても神殿に戻ってしまい、どこにも行くことができない上に、死ぬことさえも出来ないという世界で、ガニュメデスは徐々に気力を失っていってしまいます。

そんな時に連れられてきたのが、ハインツでした(どうやら彼は若き頃のハインリッヒ・シュリーマンのようです)。ハインツはどこにも行けないと信じているガニュメデスを世界の果てまで連れていくようアポロンから頼まれることになります。ハインツには結婚したいと思っている女性がいるのですが、どうも他の男性と結婚してしまうようなのです。そこで自分と彼女が結婚できることのひきかえに、ガニュメデスを連れていくことになるのですが、彼の言うことをまったく信用しないので、いろいろ言葉をつくすのですが・・・。

あき氏の作品にはどうも不思議な魅力が詰まっていますね。キャラクターたちのスタンスが生み出す応答や会話のテンポやその場面ごとの雰囲気がとてもいい。特にこの話は、不思議な何もない空間がメインの舞台になってますから、台詞が特に大事なのですが、彼らのやりとりが見事に物語を作り出しています。

ギリシア神話がベースとは言っても、まじめな神話ものとかではないとのこと。赤毛の美人・アポロンも、どうやらただのアポロンそのものじゃなさそうですし、ある意味超越した感じのゼウスや、バカな子(!)のポセイドン、獣人みたいな姿のハーデスとかが、重要なキャラとして登場します。

  

『古代への情熱』はシュリーマンの自伝。
『イリヤッド 入矢堂見聞録』はアトランティスを巡る考古学サスペンスの傑作。

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オリジナルイラスト・絵画展示即売会 我展
秋葉原で11月3日からです。こういう試みは面白いと思います。ちょっと見て見よう。

10代に聞いた“ハマッた漫画”、男女ともに『ONE PIECE』が人気
ジャンプ漫画つえー。
しかし、最近はもう『北斗の拳』とかは「昔の作品」として若い人には読まれないのでしょうかね。会社の後輩とか知らない漫画多過ぎ。あと、この前『エグザクソン』とか『セラフィックフェザー』を貸したら「古い漫画ですから続きはいいです」って言われたっ! ちょ、『セラフィックフェザー』はこの前まで(ry


中山国交相「日本の教育のガンは日教組だと思っている。ぶっ壊すために火の玉になる」(痛いニュース)
アハハハハ。いいこと言うな。ぜひとも日教組のカスどもを焼き払って下さい。

裸婦(室戸岬ネバーランド)

皇女殿下生存おめ!! あとギルも(Studio BLUE MAGE)

赤い薔薇の姉妹(クロイチゴ)

ST.レッチャーさんのうさみみぱいずより赤色の娘(最近の偽くろ)

大修館とイースト、「アンドロイド」向け辞書ソフト評価版公開

吉瀬美智子「ナイスバディー無理」
「イキガミ」初日、松田翔太らがあいさつ
小5少女の妊娠映画初日、奥田民生も登場
どれも漫画が原作。ほんとに最近は漫画原作が隆盛を極めていますね。TV業界・映画業界はオリジナル作れる余裕がないのか?

   

ちなみに『ブラッディマンデイ』の恵広史氏は『ドージンワーク』のヒロユキ氏の姉。
この前盗作問題になりそうだった『イキガミ』。まだ未読ですが、いつか読みたい。
『コドモのコドモ』って内容が問題になってましたが、ちゃんと映画作れましたね。結局あの土地で撮影はできたんでしょうかね?

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関連サイト
一迅社 月刊コミックゼロサムWARD
http://ichijinsha.co.jp/ward/index.html
もえのこやし
http://crc-uni.boo.jp/

この記事もどうぞ。
その記憶を大切にしてここまできたんだ。武梨えり『かんなぎ Crazy Shrine Maidens』第3巻
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/17/
罪と悪と罰と許しと・・・。フレデリカたちの旅の終わり。おがきちか『エビアンワンダーREACT(リアクト)』第2巻。エビアン最終巻。
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/409/
歌姫になりすます少年カインが歌うわけは? あき『UTAHIME 歌姫(うたひめ)』
http://mamiduku.blog.shinobi.jp/Entry/563/
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