漫画まみれラノベづくしおっぱい弄りに一家言ある人は必見。フエタキシ氏の初単行本。フエタキシ作品集『チューべろーず』

漫画まみれラノベづくし

管理人・マミヅクによる漫画とライトノベルの感想ブログ。昔は毎日更新してましたが最近は月に数回になってしまいました。書評・論評・批評・レビューというより感想・お勧め、という感じになっていきそう。自分の読んだ漫画・ラノベを紹介してくので、ネタが新刊ばかりというわけではありません。むしろ古いものも進んで扱っていきます。前のアメブロでのブログだと記事がエクスポートできないのでこちらへ移転。少年漫画でも少女漫画でも18禁でもBLでもアクションでも恋愛でもSFでも、なんでも扱います。現在買ってる漫画雑誌は『週刊少年マガジン』『アフタヌーン』『X-EROS』『ホットミルク』『ヤングキングOURS』『夢幻転生』『月刊少年エース』『エンジェル倶楽部』『月刊モーニング・ツー』『MCあくしず』『ホットミルク濃いめ』『メガストアα』『快楽天』『ExE』という感じでエロマンガ雑誌が多め。最近、ラノベはかなり少なめ。リンクフリー。連絡は基本的に不要。ただ、連絡していただけるのであれば嬉しいです。

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2024/11/22 (Fri)

おっぱい弄りに一家言ある人は必見。フエタキシ氏の初単行本。フエタキシ作品集『チューべろーず』

フエタキシ『チューべろーず』
「普通の会社員の平田民生（ひらたたみお）は自分の住むアパートに帰ってくると部屋の前の女の子が座っているのを見て不審に思う。彼女は倒産した金園（かねぞの）という企業のご令嬢・金園リンだという。行き場がなく、遠縁の民生を頼ってやって来た彼女だったが、民生はすげ無く追い返そうとする。しかし、リンのあまりの世間知らず振りに当惑しつつ、つい手が出てしまい・・・」
コアマガジン--------メガストアコミックスシリーズno.208--------2009年----1000円

待ちに待ったフエタキシ氏の初単行本が出ました！　コアマガジンからなので、『メガストア』に掲載された作品を集めてあります。
収録作品は、「福山さん。」「蘭と一匹の羽虫」「来訪者はお嬢様？」「襲撃者はお嬢様？」「奇妙人類学」「ぼくらのローザさん。」「熱い吹雪」「そばかす姫」「スワローテイル」の九本と、７ページ描き下ろしの「あとがき漫画　フエタのBOIN暴食」です。

「福山さん。」は、席替えで気になる女の子・福山さんの後ろの席に座った鈴木くんが、彼女のブラの線が見えないか凝視したものの見えずガッカリしている時、彼女の襟のところに一万円と書かれたシールが貼られているのを発見し、それを伝えると、放課後に連れてかれて・・・というお話。個人的にかなりツボだったお話で、福山さんと教員用トイレでいろいろしちゃうシチュエーションや、鈴木くんの彼女へのいじくり方がエロかったです。彼女がとるポーズがこれまたエロくてよかったです。これの続編が現在発売中の『コミックメガストア』に掲載されています。しかし、福山さんはコイツでよかったのか？　脳みそダダ漏れの変態ですよ？
「蘭と一匹の羽虫」は、花屋で住み込みアルバイトする広樹くんが、未亡人の店主・奈緒さんのくれたごほーびだけじゃ我慢できずに、客と対応している奈緒さんの下半身を弄りまくり、ついには店を閉めてことに及びます。
「来訪者はお嬢様？」と「襲撃者はお嬢様？」は、紹介文に書いた通り、落ちぶれお嬢様の押し掛け女房もの。「襲撃者～」の方では、リンの妹の金園エアロ（ルビが「かねぞの」じゃなく「かなぞの」になってますが誤植？）がやってきて、レイピアを振り回して大好きな姉を連れ戻そうとし、リンと民生は彼女の前でセックスを見せつけ、帰ってもらおうとします。もちろん、このあと３Pに突入していくことに。
「奇妙人類学」は、単位が足りない大学生・大宮梨絵が、単位を貰うため色仕掛けをする、というお話。実は先生がとんだ変態でして・・・という展開なんですが、起爆剤がプリントパンツとは！！　プリントパンツなら私も黙っていないゾ！？　というわけで、たいへん楽しませていただきました。
「ぼくらのローザさん。」は、美人のローザさんが学校中の男から告白されながらも、全て断っていたのは、実は・・・という話。公園で鉄棒オナニーしてるの見つかって小学生たちにいいように体を弄られまくるのですが、「お姉ちゃんと結婚するのはボクだー」とか皆に言われながらの輪姦っていう夢のようなシチュエーションは燃えます（最低だな俺）。個人的にヒロシくんはいらないキャラですが、ダークなエンディングから物語を救っています。この中では一番古い作品。
「熱い吹雪」は、スキー場で遭難した男女が洞窟で体を暖め合う内に最後までいたしてしまいます。女の方の恋（レン）がショートヘアでボク言葉のオトコ女なんですが、可愛いところを見せてくれたり、積極的に自分からしてくれたりします。
「そばかす姫」は、学園祭でシンデレラをやることになったソバカスがキュートな山本夏子ちゃんが、前々から好きだったカズユキくんと作業で居残った教室でしてしまうことになります。シンデレラが変身したあとの豪華なドレスの方じゃなく、変身前の中世の町娘的な平民の娘の格好でことに及ぶところがポイント高いです。彼女のフェラの仕方とか態度が相手を愛してるんだということを感じさせていて、読後感も非常によかった。
「スワローテイル」は、父の後妻となったつばめが、結婚一年後で未亡人となり、彼女のことを実は好きだった佑介にあからさまに迫ってきて困惑し、ついには一線を越えてしまう、という話。九本の中でもとくに濃密なセックスしてます。
最後の描き下ろし作品、「あとがき漫画　フエタのBOIN暴食」は、作者のフエタ氏と「襲撃者はお嬢様？」の金園エアロが登場するメタ話。いや、このエアロだけが、作中でおっぱいを吸われていないというので、「私じゃ役不足だったのかなって・・・」言って、それをなんとかするためことに及びます。はじめ作者のフエタ氏が相手になるという捨て身の公開オナニーになりそうだったんですが、結局はおなじく作中で一度もおっぱいを吸ってない「スワローテイル」の佑介の父（故人）が相手になります。

どの作品も明るくハッピーな感じの話で、テンポも良く、エロさも極上という非常に良質の一冊となっています。なにより、女の子の体の描き方のいやらしさがいい味を出してまして、特におっぱいが大好きらしく、揉んだり、吸ったり、舐めたり、つまんだり、ひっぱったり、と、そのいじり倒し方にはよくこだわりが出ていたように思えます。おっぱいも、基本的に全員巨乳でしたが、柔らかそうでいて張りがあり、弄られてる時の描写がエロくてイイです。
単行本タイトルの「チューべろーず」は花の名前からだそうですが、おっぱいをちゅーちゅーベロベロするという、タイトルに違わぬオッパイがいっぱいの単行本になりましたね。
フエタキシ氏の作品ではオッパイだけじゃなく、お尻の描写も絶妙なのがあるんですが、この単行本には入っていませんでしたね。ワニマガジン社の方でも描いてるので、あっちで出したやつに収録されるのかな？　たしかはじめて読んだフエタ作品は「カニエ×ウエスト」かだったと思いますが、それとかは『快楽天』に掲載されたはず。結構コンスタントに描いてる作家さんですから、次は思ったよりも早いかもしれませんね。楽しみです。（今回の単行本で、メガプラスに載った不壊汰キシ名義の「草野球狂の歌」は未掲載でしたね。）

そういや、作者のブログで夏コミの申し込みをしたと書いてありました。初参加らしい。サークル名は「シュート・ザ・ムーン」。

あと、カバー下の表１・４は、カラーのイラストとコメント有り。

追記

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